四半期ごとに北米(アメリカ・カナダ)不動産マーケットを分析
コンテンツ
1.代表挨拶
2.カナダ・バンクーバーについて
3.グラフで見るカナダ・バンクーバー
4.プロジェクト 1(カナダ・バンクーバー)
5.プロジェクト 2(カナダ・バンクーバー)
6.カナダ・バンクーバー商業不動産物件情報
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北米不動産市場レポート
四半期に一度、カナダ・バンクーバーとアメリカ・シアトル(2022Q1-2023Q2)の北米不動産市場についてのレポートをお送りしています。国内・州の経済状況、住宅・商業物件に関する動向を、北米現地からお届けします。
2024年
2023年
2022年
2022年8月3日
2022年第2四半期 バンクーバー不動産投資レポート
I. カナダ中央銀行と国内経済
カナダ中央銀行は1)ロシアのウクライナ侵攻、2)中国のコロナ感染対策の為の完全封鎖政策、3)物流網の混乱等が現在のインフレ引き起こしているとして、主要金利を0.5%上昇させました。(Bank ofCanada) 金利は半年間で1.25%も上昇し、今後も上昇継続すると予測されます。CIBC銀行のチーフ経済学者Tal氏は上限金利2.25%を推奨しており、60~65%のインフレがコロナに関連した短期的な物流問題によって起こっているもので、2023年には落ち着くであろうと見越しています。(RENX)
2021年
2020年
2020年8月28日
2020年第2四半期 バンクーバー不動産レポート
1. カナダ中央銀行と国内経済
COVID-19(コロナウイルス)蔓延下、経済の急停止と急激に増加する失業率を踏まえ、カナダ中央銀行は継続した量的・質的な金融緩和を行っています。既に$200Billion(約 17 兆円)相当の国債買い戻しを行い、現在も毎週約$5 Billion(約 4000 億円)の買い戻しを継続しています。(Bank of Canada)同時にオーバーナイト金利は前四半期に設定した 0.25%で継続、買い付け限度を緩めることで経済の活性化を計ろうと努めています。外出禁止令による在宅増加の影響でガソリンの消費が激減し、CPI は 0.5%と低迷しています。
2019年
2019年9月20日
2019年第2四半期 バンクーバー不動産レポート
1. カナダ中央銀行と国内経済
カナダ中央銀行は 5 月の会合において、4 月の金融政策白書で予測された通りの経済展開になっていると報告し、オーバーナイトレートもそれまでの 1.75%を据え置きしました。(Bank of Canada) 特に世界的に米中貿易摩擦によるリスクは上昇したものの、継続している堅調な国内雇用市場や消費者動向の上昇と輸出増加は、全体的に経済が安定している要因と説明しています。(Bank of Canada) 但し、中国への輸出においては、米中貿易摩擦の影響を受けるため、引き続き監視が必要と注意を促しています。
2019年6月20日
2019年第1四半期 バンクーバー不動産レポート
1. カナダ中央銀行と国内経済
カナダ中央銀行は 3 月の会合で、貿易摩擦を原因とした世界経済の低迷を理由にオーバーナイトレートを 1.75%に据え置きしました。(Bank of Canada) その結果、それまで中央銀行が唱えてきた「継続的な金利の上昇政策」が現実的には頓挫することになりました。(VancouverSun) カナダ中央銀行の Lynn Patterson 副総裁の声明では、原油価格の下落とエネルギーセクターに対する信頼崩壊が最大の要因であり、これが多数の他業界へ齎した影響は予測以上に大きかったために、経済が減速したものと発表しました。(VancouverSun)
2018年
2019年3月20日
2018年第4四半期 バンクーバー不動産レポート
今四半期のまとめ:
カナダ中央銀行は 11 月の会合で、オーバーナイトレートを 1.75%に繰り上げました。しかし、中央銀行は、継続的な金利の上昇を必要と考えているものの、インフレ率がターゲット枠内に収まっている事、雇用市場において人材供給が限界に達している事や、世界経済(特に米経済や中国)の今後の不安定さから、複数のアナリストは 2019 年中に金利の上げはない、若しくは限られている、と考えています。不動産ビジネスについても、行政政策により住宅市場は低迷していますが、多くが一時的なものという見方をしています。オフィスおよびインダストリアル市場では、供給物件不足と開発用用地不足から、記録的な低空室率となっており、賃貸料の継続的上昇が続いています。
2018年12月20日
2018年第3四半期 バンクーバー不動産レポート
今四半期のまとめ:
カナダ中央銀行は、インフレ率をターゲットとして 2%に抑えるべく、今後も経済状況を注視して行くと発表した上で、9月の総裁会議において、オーバーナイトレートを現在の 1.5%に据え置くことに決定しました。(Bank of Canada) その上で、不動産投資におけるスペキュレーション税や新たに追加された融資条件の影響が定着し、住宅セクターはやや落ち着いてきたと発表されました。CBRE 社の発表では、広域バンクーバーにおける商業不動産の平均空室率は 5.7%、そして、市内においては、4.4%まで低下しています。(CBRE)
2018年9月20日
2018年第2四半期 バンクーバー不動産レポート
今四半期のまとめ:
長らく予測されていたオーバーナイト金利(翌日物金利)の上昇が7月に発表され、金利は 1.50%まで上がりました。(Bank of Canada) これによる経済への影響は、活発な観光業と IT セグメント等の牽引により、まだ限定的です。不動産においても、新融資基準と税金制度の改正により、住宅業界は多少の調整が図られていますが、商業不動産では相変わらず需要が高く、オフィス空室率も 6.1%(CBRE 社;Colliers 社では 5.4%)と、ほとんど満床状態が継続しています。インダストリアルについては、土地不足が依然と続いており、大幅な需要と供給のアンバランスが、売買価格の記録を塗り替えています。
2017年
2016年
2016年6月20日
2016年第1四半期 バンクーバー不動産レポート
今四半期のまとめ:
BC 州の経済は躓く事なく前進中。
今四半期のピックアップ:
• オーバーナイトレートは 0.5%
• カナダドルは継続して安値。USD1 = CND0.7711
• 2016 年 2 月時の BC 州の GDP 成長率は 1.5% (対前年同時期比)
• BC 州の失業率 6.6%(2 月) カナダ国平均 7.3%(2 月)
• BC 州の CPI は 1.7%。(対前年同時期比)
• カナダ中小企業景気指数は 52.3
• カナダの 3 月時の貿易赤字は 3.4 Billion(3,400 億円)(CND1=JPN100)
2015年
2014年
2013年
2012年
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