弊社の広告になってしまいますが、著書出版の結果、更なるインタビュー依頼があり、この度10月6日(火)発売の日本版Newsweek誌連載の「Challenger」というコラムに私のインタビューが掲載される事になりました。また、11月よりオンライン版日本語Newsweekの「Challenging Innovator」というコラムにも掲載される事になりました。

1)インタビューを振り返って

コラム「Challenger」のインタビューでは、枡田の経歴や弊社の事業展開についてお話しさせて頂きました。1時間半にわたるインタビューでしたが、この様な日本国内を代表する出版社様からのインタビューは初めてだったので、とても有意義な時間を過ごさせて頂きました。正直、インタビューの冒頭では、「インタビューというものはこの様に行われるんだ〜」と物珍しそうに環境に慣れ、ひたすら聞かれた質問にお答えする感じでした。しかし、時間が進むにつれ、自分の中に日々貯めている想いや夢や意気込みが一気に込みあがり、もうその後は壊れたスピーカーの様にずっと話していました。

インタビュー者から「一応これで質問したかった点は全てカバーしました」と伝えられ、「え?もう終わり?もっともっと色々話したいことはあるし、もっと色々聞いてよ」と自分の心の中では駄菓子屋の前で駄々をこねる幼児同様に叫んでいました。しかし、余談の後で今回の記事は相当良い仕上がりになると思いますと言われ、なにか嬉しい気持ちで一杯でした。本当に単純な人間なので、全てを真に受けてしまいます。でも、エージェントさんやカメラマンの方からも面白かったとコメント頂き、単純な豚はおだてられ、木を登りきっていました。(笑) そして、インタビュー中の写真を後日拝見し、自分も時には真剣な顔をして対談するんだなと思ってしまいした。

この様な機会を頂けたのは、感無量です。そして、一人でも多くの方に私の考えや事業目的をご理解いただき、皆様のお役に少しでもなれる事を望んでいます。

2)インタビューの内容

「枡田」は1970年初めから海外に出ておりますが、海外進出以前から不特定多数の皆様のお力添えのおかげで今まで活動してこられていると思っています。そして、弊社及び枡田の家訓は「感謝」と「共存」です。よって、今まで私共が一事業者として日本と海外の経済の一部でいられたのは、皆様のお陰(感謝)であり、お力添え(共存)があったからだと認識しています。私どもが少し早く海外に出た事から蓄積できた知識と経験を、今後の家業の存続と繁栄についてご検討されている他家業の皆様と共有するのは、我々の使命であり責務だと思っています。

今回の記事では、枡田耕治の生い立ちや今までの職務経歴について書かれており、弊社の不動産事業とそれらプロジェクトについてや経験者として関わらせて頂く家業アドバイザリー(支援相談)についても取り上げて頂きました。

我々にとって上に述べた社訓は、皆様とWin-Winな関係を達成する上でも、最も重要なポイントとして日々向き合っています。弊社は毎回同じ業者や関係者たちとチームを組み、信頼の上に仕事をしています。よって、あるプロジェクトで一人勝ちする様なことは、信頼するチームメートを裏切る事になり、それ以降は同じ信頼と説得力は維持出来なくなると思っています。

3)弊社の働く姿勢

このポイントも再三お話ししていますが、弊社は家業です。ですから、各四半期の利益や株主配当を心配する様なことは全く致しません。それ以上に100年後もこの家業が存続し、人は変わっていても同じチームメートである業者たちと仕事ができている(よって彼らからの信頼が継続されている)関係と事業者であることが宝だと思っています。

そして、この様な関係が存在するからこそ、「感謝」の気持ちを忘れることなく、みなさまと「共存」させて頂く。結果、己の繁栄、チームの繁栄、地域や社会への繁栄につながると思っています。

不動産投資に対しても、弊社が多岐にわたって活動している様に書いて頂きました。全ての行いを自責として受け入れるために行ってきた結果が、自社の自らの足で市場分析を行い、物件を購入し、自社管理をする結果になった訳です。そして、お金は木になる事もなく、また剰余金を調達することも可能ではない自分たちの限られた資産であるからこそ、ベストユースとベストテナントターゲットを考えた物件を作り上げる結果、市場受けし成功を収めさせて頂いただけなんです。もちろん、今回のFrances Streetプロジェクトの様に、マクロ的環境に影響され、思う様なアウトカムを出せない場合もあります。その場合には1270 Frances Street売却の様に(今後のブログで詳細をお話ししています)投資家として少しでも高いリターンを追及し、投資として納得のいく数字を納められる様にしたいと思っています。

読者の中では、「不動産屋も投資家も同じではないのか?」と思われるかもしれません。我々の中では、投資家は金銭的な利益を追及する上で、見返りを増やせたかと言うのが大きなポイントだと思っています。その点、不動産屋は物件を通して、昨日より今日の地域の生活が少しでも豊かになる様、地域の社会向上に務めるものだと思っています。そのうえで、先にも申し上げた様に報酬をいただく事になります。

4)今後の抱負

また、この記事の中では、私が個人的に感じている日本の危機についてお話しさせて頂きました。経済の根底にあるのは、中小企業であり、その殆どが家業と認識しています。よって、日本中に存在する家業の存続と繁栄無しでは、日本の将来は存在しないと考えています。よって、その問題に対しての今後の試みもお話しさせて頂きました。このポイントについては将来のブログで更に詳しくお話ししていきたいと思っています。

そのうえで、Newsweekの記事でもお話しさせて頂いた様に、各事業は循環ビジネスモデルをたどらないといけないと思っています。各事業がフィードインし合い、バトンタッチする様に「輪」を作り上げる必要があると思っています。そしてこの「輪」が「和」となり、関係者に幸せをもたらします。

弊社の活動は独立してからもう10年の年月が経ちますが、やっと助走期間を経て羽ばたき上がるところに来ていると思っています。今後も「人間」をテーマに「不動産」と「家業の継続」を事業軸として活動していきたいと思っています。そのうえで、アイディア屋と言う立場を忘れる事なく、今後も皆様の役に立つサービスを考えご提供していきたいと思っています。

我々の存在も皆様からの需要がなければ継続しません。その為には、皆様に必要と思われる仕事を継続するのみと自分たちに与えられた使命を再確認しております。

全てがWin-Winである為に、これからも精進してまいります。そして、皆様からのご提案やご意見もいつもお待ちしておりますので、お気軽にご一報頂ければ光栄です。

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