担保資産がどれだけ融資額を上回るかを示す比率で、比率が高ければ高いほど貸し手からすると安心度が高くなり、金利の交渉などに役立つ。

投資用不動産において、ある投資用不動産の年間純営業利益と年間債務返済額の比率のこと。銀行は、投資用不動産への融資や借り換えの判断材料としてDebt-Service Coverage Ratioを利用する。DSCRが1以上であれば、債務者が投資不動産からの収益で債務を返済できることを示す。個人向け融資では、銀行は通常このような融資を行うために少なくとも1以上のDSCRを要求し、商業プロジェクトでは一般的に1.2程度の比率を期待する。